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ぽち袋を作ろうww [和紙の加工]

お正月です、ぽち袋を作ってみようかと思い立ちまして・・・
まずは、大きさを決めて、紙を裁断します。

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今回はミニ封筒形にしようと思いますので写真のヨコの耳の部分が2cmに しました。
裁断する紙の大きさは、   Bプラス4cm(左右2cmずつ)
縦の長いほうは、Aの2倍(Ax2)プラス2cm(これは重なりしろ)の長方形の紙になります。

ここで、大切なのが、直角を出すこと。
三角定規とかが、手元にない場合(の方が多いよね)、まず、短い辺を正確に切ります。
今回は、B=10cmにしたので、まず、紙を14cmの大きさに裁断します。
裁断した二つの辺を、きちんとあわせて、目打ち(千枚通し)で印をつけます。

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その穴が開いたところを結んで、定規を当てて切ると・・・

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直角になります。

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次に、長いほうの辺、今回はA=8cmにしましたので、18cmの長さに切ります。

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これで、14x18cmの長方形の直角が出た紙が用意出来ました。
写真は、もう、短いほうの糊代を折り曲げてあります。

ここで、もう一つのポイント・・・
ぽち袋に使うような少し厚い紙をきれいに折り曲げるために・・・

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こんな風に、竹へらで、定規を当てて、軽く筋をつけ・・・

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その定規を当てたまま、折り返しの部分を竹へらで45度くらいの角度にして、軽く紙を持ち上げるようにします。
こうすれば、まっすぐなきれいな線が出ます。
この作業は、竹へらがない場合、目打ち(千枚通し)を使ってもいいです。
余分な部分を切り離せば・・・

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出来上がり。
これに糊をつけて(今回は木工用ボンドを使用しました)貼り付けると完成です。
糊は何でもいいかな。 
木工ボンドのように水分が少ない糊のほうが、へらへらと、紙が波打たなくていいかもしれません。

22.12.7 020.jpg

絵心がある人は、ちょっと絵を入れたり、消しゴム版画や、既製品のはんこで模様をつけるのもいいかも。
袋の形は、色々に工夫できると思います。

今回のポイントは、直角に切ることと、少し厚い紙を、きれいに折り曲げるやり方・・・でした。

   そろそろ、Mさんのお宅の下張りも、完成に近づいてるかなぁ?
   連絡を待って、上張りを少しお手伝いをして、和紙の壁紙を貼ったお部屋がどんなになるか・・・
   今からうきうきしています。 完成したら、また写真をアップしますね。 お楽しみに~♪
 
                                      梅田 剛嗣


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